2016年11月にミャンマー・ヤンゴンのストランドホテル（THE STRAND YANGON）に宿泊しました。1901年、ミャンマーがイギリスに統治されていた時代に建てられた歴史あるホテルです。2016年10月に改装したばかりだったそうで、内装はだいぶロンドン風というかストライプ柄を多用しているところはニューヨーク風というか、とにかくおしゃれでした！
ストランドホテルはショッピングエリアや主要観光地からのアクセスはよいとは言えませんが、ミャンマー観光では主にタクシーやチャーター車を使うことになると思いますので、問題ないと思います。
ロビーから格調高い！ストランドホテル
まず、ロビーに入るとソファに座ってチェックインです。ここでウェルカムドリンクやスイーツをいただきます。私たちがチェックインした時は支配人の方がいらして、色々とお話をしてくれました。格調高い雰囲気なのですが、スタッフさんはみんなフレンドリーで優しい。ロビーでは楽器演奏がされていて音楽が流れています。
お部屋はバトラーさんに統括されています
ストランドホテルは部屋数が30室くらいと少ないので、ゲストがかなり把握されているようです。各フロア（とはいえ3階建てなので2フロアしかないと思われる）に常にバトラーが数人いて、荷物を運んでくれたり、荷解きや荷造りを手伝ってくれたり、お茶を入れてくれたり、頼めば色々請け負ってくれます。外出する際の部屋の鍵（大きい）もバトラーに渡しましょう。帰ってきたら顔を見るだけでちゃんとお部屋に案内してくれます。この、こぢんまりとした雰囲気も高級ホテルだけどくつろげる要因かなと思います。色々観光して帰って来てバトラーさんに会うとほっとするんですよね。
お部屋はこんな感じ。全室スイートタイプです。ツインにしました。黄色をアクセントに、グレー基調の落ち着いた感じ。カーテンは黒のストライプでだいぶモダン。以前は客室もコロニアル調だったそうですが、リニューアルでだいぶ変わったみたいです。
ソファコーナー。ここでお茶をいただくことも、ウェルカムフルーツやスイーツをいただくこともできます。くつろげます。
バスルームは洗面台2つ。こちらはボウルなどは以前と変えていないのかあまり新しい感じはしませんでしたが、水回り、特にバスタブはとってもおしゃれできれいでした。
このほかに室内にはデスクコーナー、メイクコーナー（鏡台）、ウォークインクローゼット、バーコーナーがありました。電源はユニバーサル電源とUSBポートがありました。
もちろん夜はターンダウンサービスがあります。写真には写っていませんが、バスタオルが床に敷かれてスリッパが出されていました。ドライヤーがクローゼットのわかりづらい場所においてあったので1泊目は見つけられませんでしたが、ちゃんとあるのでご安心下さい（笑）
ストランドカフェで朝食もアフタヌーンティーも！
朝食は1階のストランドカフェでいただきます。
まず山盛りのパンが運ばれて来ます。もちろんおかわり自由です。女子にはとても食べきれませんが…
こちらの朝食はメニューにあるものを好きにオーダーする方式です。コンチネンタルブレックファストも、卵だけとかベーコンだけとかカスタマイズして色々選ぶこともできます。飲み物もなんでもオーダー可。私はオレンジジュース、パンケーキ、カフェラテをお願いしました。全て宿泊費に含まれているようです。
ヤンゴンにいるのに、ロンドンにいるような気分になりました（シェフはオーストラリア人らしい）。こちらではアフタヌーンティー（ハイティー）もやっているので、それだけを目当てに来る日本人のお客さんも多いようです。アフタヌーンティーはこんな感じでした。
アフタヌーンティーにはミャンマー式とイギリス式の2種類があるのですが、こちらはもちろんイギリス式です。ミャンマー式は重箱のような箱に入っていました。朝食は窓際の席でしたがこちらは真ん中のエリアで、椅子が赤くて華やかな雰囲気。予約などせず突然行っても大丈夫そうでした。
1階にはカフェのほかに入り口付近にバーがありました。
出発日は朝早かったので朝食がいただけず、ランチボックスをお願いしました。「THE STRAND」ボックスの中味は朝食のパン3つ（クロワッサン、ミートパイ、レーズンデニッシュ）とリンゴ1個でした。シンプルだけど、パンがおいしいから嬉しい。
ストランドホテルはミャンマーにいるのにミャンマーではない空間。お客さんも欧米系の方が多い。そんなヤンゴンの高級ホテルでした。宿泊費は繁忙期で大体1泊1部屋4～5万円くらいですが、繁忙期以外は2～3万円の時もあるそうなので、ぜひ調べてみて下さい（「アジアトラベル」がお得でした）。4万円でこのゴージャスさと至れり尽くせり感、でも肩ひじはらずにくつろげる感じはアジアならではだなーと思いました。ヤンゴンに行く機会があればぜひまた泊まりたいです。