神戸・三宮 L’AVENUE(ラヴニュー)でチョコレート菓子に舌鼓

最近の30~40代くらいの若手パティシエの作るケーキは、造形美というか、建築物のような美しさがあると思います。その最たるパティスリーがL’AVENUE(ラヴニュー)です。2012年オープンの神戸、元町と三宮近くのお店。トアロードを上がったところにお店があります。シェフは平井茂雄さんです。けっこうな坂の上なのにお客さんがひっきりなしにやって来ます。土日は朝から何人も並んでいることも。お店構えはとてもシンプルでシックです。

スポンサーリンク

L’AVENUEの美しいケーキたち

ケーキはというとシンプルでシック、かつ華やかさも兼ね備えている感じ。基本的にはモダンなフランスの香り。でもちょっとだけ水引きや竹細工を思い起こす和の美しさ、も感じられるのです。
もちろん中身も凝っています。これはあまりの美しさに目が離せなくなった、ピスタチオとグリオットのケーキ「CHARLOT」。柔らかくやさしいピスタチオのムースの中にグリオットを始めとする複数の層が。どうやらお店のサイトによると「クレームブリュレ」だそうです。

こちらはバナナとパイナップルのシブースト「BASTILLE」。ミルクチョコレートのガナッシュがきいています。どちらも、思わず、何ておいしいのだろうと唸ってしまいます。

写真はありませんが、チョコレート系のケーキが種類も多く味も素晴らしいです。夏にはチョコレートのグラニータが飲めますよ(さりげなくショーケースに見本が出ています。某フラペチーノとは全然レベルが違う!のに500円。あったら飲んだ方がいいです)。

L’AVENUEのレベルの高い焼き菓子たち

L’AVENUEのケーキは美しくおいしい。でもイートインスペースは無いし(近隣の提携しているカフェに持ち込めるそうです)、旅行で行く場合は生菓子より焼き菓子重視になりがち。がっかりしなくても大丈夫です!焼き菓子がこれまた素晴らしいのです。特におすすめはフィナンシェ。バターの香り、表面の絶妙なカリっと感、中のじゅわっと感、何もかもが完璧です。そしてケークショコラ。これがまたチョコレート感たっぷりで素晴らしいのです。でも重くない。そしてすべてが洗練されています。パウンド一本買いしたいです。

L’AVENUEはチョコレートがおすすめ!

ケーキのラインナップからも平井さんはチョコレートが得意なのかな、と思ったら、2009年のワールドチョコレートマスターズで優勝されたとのこと。これはボンボンショコラも食べてみなくてはと購入しました。開けてびっくりの美しさ(写真が暗くてごめんなさい)。きれいなイラストでチョコレートの説明が書いてあります。食べてみると、中のガナッシュが2層になっていたり、食感を変えていたりとかなり凝っています。特にイチヂクのチョコレート(写真上段中)はイチヂクの形にきれいにイチヂクの赤い色(パール)が吹き付けられていて本当に美しい!中は3層になっていたかな?素晴らしい完成度でした。さすがチョコレートマスター。チョコレートケーキをすべて食べてみたいと思ってしまいました。次回こそ!

神戸界隈はクラシックなスイーツからL’AVENUEのようなモダンなスイーツまで本当にたくさんのお店がありますが、やはりモダンな風が強くなってきたように感じます。どのケーキも美しくて、工夫が凝らされていて、おいしくて、そしておしゃれ!スイーツ界にも新しい時代がやって来ているなと思います。

お店の基本情報

L’AVENUE ラヴニュー
〒650-0003 神戸市中央区山本通3-7-3 ユートピア・トーア1F
TEL 078-252-0766 FAX 078-252-0767
E-mail / info@lavenue-hirai.com

10 : 30~19 : 00(日・祝〜18 : 00)
水曜休 火曜不定休(2017年内は火曜日全休)
※2017年11月頃より営業時間短縮を予定

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする